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人妻縄人形
第2章 囚われ、淫ら、
 渡辺と呼ばれた運転手の質問に、


「あぁ、新しい私の秘書さ。山中静香さんだ。俺の息子の嫁さんだ。きょうが会社でのお披露目だ。木谷君には連絡をしておいたがな。段取りは彼がつけてるはずだよ。」


「あぁ、木谷さんなら大丈夫でしょう。それと、皆さん帰りを待ってますよ。」


「うん、木谷君には伝えてあるんだが?来月から帰ろうと思ってる。準備があるから正式には十月からになるがな。」


「十月からなら、ネズミもゾロゾロ出てきそうですね。」


「あぁ、大ネズミが出てきそうな感じやな。渡辺君にもネタが引っ掛かったら、連絡をくれよ。」


 二人の会話を静香は黙って聞いていたが、義父の男根と触れ合っている部分が車が動き出してから、振動と道路の凹凸を拾うたびに、微妙に快感を加えてきていた。


(秘書って、お義父さまは重役なの?ん、だめ、お義父さまのが、、私が秘書なんて、無理よ、、)


「あの、お義父さま、秘書って?お義父さまは普通の会社員じゃないんですか?ん、、お義父さまの秘書に、私が、、ぁ、、ですか?」


 突然の静香の問いに、


「あぁ、そうだよ。もう少し内緒にしておくつもりだったんだけどな。お前は俺の個人秘書さ。」


「えっ、まだ伝えてなかったんですか?これは失敗しましたかねぇ。でも、社長の個人秘書だから構わないんでしょうけど、、。」


 運転手がしまったという顔をしていた。


「渡辺君、大丈夫だよ。ネズミをおびきだすのには、信用のおける人間を身近に置きたいからな。」


「スミマセン、社長と付き合って長いのに、気づきませんでした。」


(社長?お義父さまが?!えっ?お義父さまの個人秘書!うそっ!そんな、、あっ、、だめっ、、耐えるの、、)


 静香の意思とは逆に、義父のモノが触れている静香の花芯が離れそうになると、調整するように微妙に静香の腰が動いた。


「静香、腰が動いてるよ。淫(いや)らしい娘やな。ふふふ、運転手に丸見えやで。」


「そ、そんな、違い、ます。あの、お義父さまは、社長なんですか?」


(バレてる、でも、もっと、欲しい、、だめっ、、仕事に、行くの、、に、、)


 思わず唇を噛み、義父の顔をにらんだ。
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