この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
意地悪な指先
第1章 先生


「先生…?」


とりあえず
声をかけてみるがやはり部屋には誰もいない。
先生と二人きりになる滅多にないチャンスだと思っていたあおいは
少しガッカリしながら先生の机の上に
持っていたレポートを置いた。




ふと机の上を眺めると
コーヒーカップのすぐ横にはひとつの鍵が置かれていることに気づく。


家の鍵のようでも
車の鍵のようでもない、
少し小さめで
薄い鍵。





なんとなく手に取ると、

そのまま机の引き出しの鍵穴に
当てて見る。




ガチャリ



と音を立てて
鍵があく。


ビンゴ。



それは机の鍵だったのだ。







駄目だ。
こんなことしちゃいけない、


心のどこかで
そんな声が聞こえるけれど
好奇心と先生のことを
もっと知りたいという欲が
いとも簡単にあおいの良心を簡単に打ち砕く。


カラカラ…と
音を立てて引き出しを引くと
そこにはやはり




成人向けの雑誌が
何冊も入れられていた。









ドキドキは最高潮。



その中の一冊を手に取ろうとしたときだった。








「藤野?」








その声に
声にならない叫びを上げたのは
言うまでもない。







入り口にはいつのまにか
ひろと先生が立っていた。










/24ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ