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意地悪な指先
第2章 夕方の生徒会室


「で?




ナニしようとしてたんですか?」





ゆっくりと振り返りながら、
先生がそういう。



下から上までじっくりと
葵の体を見ると
ふっと笑い出す。




「へぇ
あおいちゃんはそうやっても
誘惑するんだ?」




「ち、違います!!」





顔を真っ赤にして
首を振るが

先生の目は冷たい。





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