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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第2章 アバンチュール

「ふっ!あぁ!はぁっ!やめっ!」

「凄い…、ビショビショですよ」

水遊びでもしているかのような音が鳴る度、
良美の足がガクガクと震える。

「っ!?や、やめて!
このままじゃっ…おねがい!」

久しぶりの感覚が体に訪れる。
その感覚は霧島の指を濡らし
会陰を伝わりシーツに溢れ
尻が冷たくなってゆく。

「奥さん、もしかして…」

「え?…あっ!やぁ!」

潮を噴いちゃったね?と囁かれ、
再び指が動き始めた。

先程よりも激しさの増すその刺激に、
良美の我慢が限界を迎える。

「あっあぁ…や、やめ!あ!
ま、また出ちゃっ…っ!ああああぁ!」

「潮噴き!…やっぱり…
いいな、あなたの旦那は。
こんなエッチな体の奥さんがいて」

体から噴出した液体が、
どんどんシーツに大きなシミを作る。

あまりの気持ちよさに
ぐったりと力の抜けた良美を霧島が抱き起こした。

彼が胡座でベッドに座り
その股間の上に向かい合った状態で座らされる。

「旦那さん以外に、
他の男に潮ふかされちゃうのって、
どんな気分ですか?」

「っ!?」

耳元で呟かれたその一言が、
良美を罪悪感の底へと落とす。

「…私、いけない女ね」

「ふふふ。反対に僕は凄く幸せですよ。
さあ、夜は長いんです
もっと楽しみましょうか」

「くっ!??」

グッと腰を押され、硬いソレが挿入された。

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