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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第2章 アバンチュール
「もうたまらないよ
さ、ベッドで…」
霧島は、これ以上しゃぶられたら
イキそうだったので
ベッドに誘うフリをしてフェラチオから逃げた。
ゴロリとベッドに誘う横たわった霧島の隣に
添い寝をするように体をくっつけて
おなじように良美はベッドに横たわった。
彼に腕枕をされながら
無防備な男の腋に舌を這わす良美。
「良美さん、いや、この際、
奥さんと呼ばしてください
その方が人妻を寝取った気分になりますから」
「ええ、そのように呼んでください
その方が私もいけない関係になっているのだと
自覚できますし…」
元婦警の自分が
不倫を体験するなんて思いもよらなかった。
こんなにも甘い体験だもの
誰も皆、不倫したがるのも無理はないわねと
思わずにはいられない。
霧島の自由な片方の手が、
良美の太ももを大きく開いた。
「あっ!!」
「…奥さん、濡れてるじゃないですか」
指先がショーツの上から形をなぞり、
敏感な突起を何度も撫でる。
その度、ピクピクと反応する自分の体…
あああ…私の体はなんて正直なんだろうと
恥ずかしくてたまらない。
「おねが…っ…やめっ」
恥ずかしくて気絶してしまいそうだった。
「聞こえます?…この音」
霧島の指が良美の股間の窪みを叩き、
ピチャピチャといやらしい音が鳴り響いた。
恥ずかしさの中、
嬉しくて訳もなく涙が溢れ出す。
「もう…やめて、おねがい…っ…あっ!?」
「…その泣き顔、凄くそそります。
好きです…奥さん」
グイと顎を掴まれ、
落とされたのは噛み付くような荒いキス。
そして、ショーツがずらされ、
同時に指が中へと入ってきた。
「んんんっっ!!」
挿入した指を少し曲げ
指先に触れるのは良美の弱い所。
体がビクッと大きく跳ね、
感じていることを嫌でも相手に知らせてしまう。