この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第7章 寝取り

温泉旅行から帰ってきてからは
礼二の機嫌も良く、
良美もまた礼二に
セックスをねだることもなくなり
夫婦仲は、いたって良好だった。

そんなある日…

「ねえ、あなた、
もうすぐ6回目の結婚記念日よ」

毎年、結婚記念日には
レストランに出掛けて
豪華なディナーを食べるというのが
夫婦の習わしだった。

「今年は、どこのレストランにします?」

良美の問いかけに

「う~ん…そうだなあ…
今年は趣向を変えてホームパーティにしないか?」

礼二はそのように提案した。

「二人だけのパーティ?」

なんだか盛り上がらないわね…

良美は礼二の提案に乗り気ではなかった。

「ほら、霧島さんには
温泉旅行を招待してもらってから
お礼もできていないし
彼をパーティに招待しようよ」

「まあ!それはいいかもね」


当日、デリバリーでほとんどの料理を手配した。
手料理でもてなしたかったけど
残念ながら目を覆いたくなるほどの料理下手なので
手抜きと言われそうだが
不味い料理を食べてもらうのも気が引けた。

そうこうするうちに
礼二が帰宅してきた。

そして、礼二の後ろには霧島の姿も…

「下でばったりと会ってね」

礼二はさあ、どうぞむさ苦しい部屋ですがと
霧島を迎え入れた。

「お邪魔します…
豊田さんは警察官なんですね
教えられた住所に来てみれば警察官舎だから
思わず引き返そうかと思いましたよ」

何も悪いことはしていないんですけど
やはり警察って聞くと落ち着かないもんです

そんなことを言いながら
霧島は良美にアイコンタクトをしてくる
礼二が警察官だとわかった以上
不倫のことは絶対にバレないようにと
釘を刺してきたかのようだ。



/95ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ