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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第7章 寝取り
「あれ?変だなあ…最近疲れているのか
やけに眠気が襲って…きま…した…」
霧島には先ほど飲ましたコーヒーに
礼二は、たんまりと睡眠薬を入れておいた。
「やはりホテルズのオーナーともなると
仕事が激務なんだろうな…」
どれ、しばらく君のベッドで彼を休ませてあげよう
礼二はそう言うと
このみと良美の手を借りて
霧島をベッドに運んだ。
「私も気疲れしちゃったのかしら…
何だか…眠い…の…よねえ…」
妻の良美にも睡眠薬を飲ませた。
ただ、霧島ほど大量でもないので
意識が朦朧とするだけだった。
たまらずに良美はヘナヘナとベッド脇に座り込んだ
「さあ、このみ、邪魔者は寝たよ
今から僕たちのショータイムだ」
礼二は、この瞬間を待っていたんだとばかりに
このみに抱きついた。
「ダメですよぉ…
奥さま、まだ眠りに落ちていないもの」
「だからいいんじゃないか
今から見させられる光景が
夢か現実かわからないはずさ」
礼二は、温泉旅館で妻と霧島の情事を盗み見して
ものすごく興奮した。
今度は逆に妻の良美に、
あの興奮を味あわせたくなったのだ。