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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第8章 夫婦

良美がオナニーで潮を噴いてしまった頃
このみと霧島のセックスは佳境に差し掛かっていた

何人もの愛人がいて
女には不自由しないと豪語するだけあって
霧島のセックスは心地よい。

女の感じるところを嗅ぎ取る嗅覚というか
まるでペニスにセンサーでも付いているかのように
このみの気持ちのいいところを
グイグイ責めてくる。

「ゴムは付けてないけど、
ちゃんと外に出すからね、心配しないで」

「うん…」

さりげない気づかいが嬉しかった。
このみはカウンターレディという商売柄、
男に口説かれることも多く
イケメンだと、ついついベッドを共にする。
優男ほど、ベッドでは強引で
ゴムなし中だしなど当たり前なので
このみはピルを服用している。
なので中だしをされても大丈夫なのだが
やはり、よく知らない相手の精液を
膣で受け止めるのには抵抗があった。

「体位を変えようか」

霧島はそう言って、一度ペニスを抜いた。

男の肉棒はバネのように跳ね上がっていた。
夢にまで見た好きな男の逞しい肉棒。
このみはこの肉棒ならば、
中だしをされてもいいと思った。

「今度は正常位で嵌めてあげるね」

ソファに寝転ばされて、
おもいっきり股を開かれる。

足の間に体を捩じ込ませて
無防備となった股間に
杭のようなペニスを打ち込んだ

「ああっ!いいっ!
もっと、もっと欲しいですっ…!」

このみは、こみ上げてくる性感に
激しく喘いでいた。

霧島の腰使いで、
このみの豊満な胸がユサユサ揺れている。

その動きに合わせて、
霧島は胸を潰すように掴み、乳首をしゃぶる。

結合されながら胸にも痺れるような性感に、
このみの喘ぎは甲高くなった。

「ああっ、あっつ、あうっ、あああっ!…」

「もうイクの?まだだよね?」

霧島はこのみと結合したまま、
身体を起こし、座位で腰を動かした。

このみは揺さぶられながら霧島にしがみつく。

密着した男の肌の温もりが
このみの身体に溶けてゆく。

「キスして…」

キスをねだると、霧島は笑顔で唇を重ねる。
舌を絡ませ、濃厚なキスを続けた。
お互いの口内から透明の涎が滴り落ちる。

ひたすら霧島に揺さぶられ、
子宮口まで強く突かれる。

猛々しいモノに貫かれる感覚が、
秘部を熱く燃え上がらせた。

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