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第6章 海鳴り

「律子…」


かき混ぜられ、擦られる。


熱い…

躰が

奥が…

痺れる


あぁ…



その時が来た。


「や、だ…め…、あっあっあっ、あぁっあぁっあぁっ…、ああぁっ…──」


律子は何度も仰け反り、指を締め付けながらしごき、すべてをくわえ込んだままで果てた。


「…うぅっ…」


ヒクヒクと痙攣する肉壁は、抜け出そうとする相沢の指を放さなかった。

「かわいい女だ…」

「っあぁっ…」


中を揺らし、指が抜かれた。

律子はぼんやりと天井を見つめ、ゆっくりと息を吐いた。



変になりそう…



相沢は余韻の中にいる律子の唇にキスをしながら、力の抜けた脚の間に躰を滑り込ませた。


「──…っ…」

「あんたが欲しい…」


相沢は律子の膝を広げ、雄々しくそそり立つ男根を、痺れている律子の花弁でしごいた。


「──…あぁっ、…ﾝん…ま、まって…」

「待てねえ」


太く熱いその重さに怯える律子を逃がさないように、相沢は肩をがっしりと掴む。


「律子…、じっとしてろ」

「…や……」


相沢がｺﾞｸﾘと唾を呑み込み、律子を見つめた。


「…ひっ…」

「律子…」


相沢は立ち上がったものを掴み。蜜の滴る律子の中心に押し当てた。