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桜 ~あなたに見られたくて~
第10章 残された二人

「陽菜のお尻、ユルユルになっちゃうかもね」

意地悪そうな顔をして
背後から近江が私の顔を覗き込みます。

「あ…はあッ…!!お願い、入れてみてッ!!
おしりで…もっと逝ってみたいの、
す、好きになりそうなのッ!!
痛いだろうけど…それ以上に
きっ気持いいのっ!!」

近江はしてやったりとニヤリと笑って頷いた。

もともとアナル愛好家だったのでしょうか
近江はバッグから何やらチューブを取り出しました
チューブからジェルのようなものを捻り出すと
それを自身のペニスと私のアナルに塗りたくった。

そのジェルは媚薬入りなのかもしれません
塗られた瞬間からお尻の穴が
ジンジン、ムズムズし始めたんです

アナルの襞にたっぷり塗り込めると、
背後から腕を伸ばして腰を抱き
ぐっと引き寄せて尻を浮かすと
指で慣らしたアナルに
一気に硬い肉棒を突き入れてきました。

――ズズッ!ズプズプッズブッ!!

「は、ア~ッ!!熱いっ!
ひぃ…んッあ、あっああ~ッッッ!!!」

ジェルの潤滑効果で
到底挿入なんてムリだと思っていたペニスは
意図も簡単に私のお尻の穴を貫きました。

指とは比べものにならない激痛が襲ってきますが
その圧迫感に、
私は思わず歓喜の声をあげちゃいました

「うっ…締まる!狭い!
陽菜、ちょっと喜びすぎだぞ!」

近江は、腰をグッグッグッと突き込んだまま、
背後から私の両乳首を摘まんで、こね繰り回した。

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