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桜 ~あなたに見られたくて~
第1章 春の目覚め=性の目覚め

でも、勢いよくファスナーを引き上げたものだから
その…何て言うか…
おちんちんの皮が
ファスナーに噛みこんじゃったみたい。

「うっうっうう~!」

大声を上げれないので
男の子は自分の手の甲を噛んで痛みに耐えてます。

「大丈夫?
ちょっとお姉さんに見せてごらんなさい」

デキの悪い弟を心配する姉のように
私はしゃがんで彼の股間に顔を寄せました。

「あら~!見事に食い込んでるわ」

男の子はファスナーを元に戻そうとするけれど
ファスナーを動かすと痛いのか
目に涙をためています。

「お姉さんが元に戻してあげる」

私は彼と交代してファスナーのジップを摘まんだ

「いい?こういうのはね
一気にいかなきゃいけないの」

えいっ!!

私は力任せにファスナーを下に降ろした。

よほど痛かったのか
男の子はおちんちんを押さえて
飛び上がらんばかりに足踏みをした。

「怪我してないか見てあげるわ」

ほら、その手をどかしなさい!

男の子の手を無理やり引き剥がして
私は至近距離でおちんちんを繁々と眺めた。

「うわ~っ、ここでしょ?痛い?」

幸いにも出血はしていませんが
噛みこんだ茎のところが真っ赤になってました。

「ちょっと、ここで待ってなさい、いい?」

私はブースを飛び出して
トイレでハンカチを濡らして来て
それで男の子のおちんちんを押さえてあげました。

「冷たくて気持ちいいです
千切れるかと思いました」

男のくせに情けない事を言わないの!

冷静になると
知らない男の人のおちんちんを
こうして至近距離で見ていることに
羞恥心が芽生えて顔を真っ赤にしてしまいました。

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