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桜 ~あなたに見られたくて~
第9章 母 陽子

「お…大きいと…思います…」

男のモノは膨張率で勝負だと
旦那はよく口にしていましたし、
綾辻のソレがしっかりと勃起したならば
どれほどの大きさになるのかはわからないけれど
ふにゃちんの状態では
はるかに旦那を越えていました。

「勃起させてくださいよ
カチカチのチンポを見てみたいんでしょ?」

そう言われて陽子は
ベッドから起き出して
ベッドの脇に立つ綾辻の前にひざまずいて
ふにゃふにゃのペニスに頬擦りをした。

「此花咲恵にしゃぶって勃たせてもらおうと
必死にコイツをなだめていたんですから」

AV女優だった頃の芸名で呼ばれ
陽子もいつしか気分は現役の頃に
タイムスリップしたかのような気分になる。

「いいわよ、おねえさんが勃たせてあげるわ」

「あああ…僕、おねえさんにしゃぶられるのを
ずっと夢にみてたんだよ」

いつしか二人の間に
姉弟のセックスというシチュエーションで
互いの心の中にシナリオが出来始めていた。

陽子は綾辻のペニスを手にして
口に吸い込みやすいように
グッと上に持ち上げた。

大きなチンポはかなりの重量があって
勃起したときの期待でワクワクしてくる。

チロチロと亀頭の割れ目に舌を這わして
ゆっくりと呑み込んでゆく。
まだ固い芯のないソレは
新鮮なナマコのように
ヌルリと口の中に滑り込んできた。



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