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インセスト・タブー
第4章 歪みは波紋のように広がり
エリザーベトの手が、あたしの胸をべったりと撫でる。ベタベタと執拗に肌を触りながら、下半身へ降りていく。
そして、下腹部へ。股の膨らみを、衣服越しに、撫で回すように刺激し始めた。
「やめろっ!!」
そう叫び、ぞわぞわと身体をはい回るようなその不快な手を、思いきり振り払った。
「…あら。今のあなたは女なんじゃなかったの?こうされると男に戻るのね」
くす、とエリザーベトが笑う。
…最悪だ。気持ち悪い感触がすぐには拭えず、振り払ってもなお残っている。
彼女はまだ何か言ってきたが、それも無視してあたしは部屋へ戻った。
そして、下腹部へ。股の膨らみを、衣服越しに、撫で回すように刺激し始めた。
「やめろっ!!」
そう叫び、ぞわぞわと身体をはい回るようなその不快な手を、思いきり振り払った。
「…あら。今のあなたは女なんじゃなかったの?こうされると男に戻るのね」
くす、とエリザーベトが笑う。
…最悪だ。気持ち悪い感触がすぐには拭えず、振り払ってもなお残っている。
彼女はまだ何か言ってきたが、それも無視してあたしは部屋へ戻った。