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混沌の館
第2章 黒いミニスカートの少女
 私は、そっと夏希を抱き寄せ、彼女の肢体を隠しているタオルを剥ぎ取った。


「あ、照明を・・・」

 そう言いかけた夏希の口をキスでふさいだ。

 キスはフレンチキス程度という約束だったが、構わず舌を差込み、彼女の舌を見つけると、激しく吸った。

 くぐもった声が、直接私の唇を介して喉の中に流れ込む。



 私が唇を開放すると、「お願いです、暗くして・・・」と夏希が喘いだ。

 私は無言で、申し訳程度に照明を落とすと、再び、彼女の唇を塞いだ。

 今度は、夏希も舌を絡めてくる。



 お互いを求め合う音が、静かな室内に大き<響いた。


 一旦唇を開放すると、そのままうなじから肩へと唇を這わせて、若い肌を楽しむ。

 やがて、唇は形をまったく崩さずに天井に向いている二つのふくらみに到達した。

 程よい大きさで形良く整っているそれを手のひらで包み込み、少し力を加えた。

 すると、若いみずみずしい肌に包まれたそれは、加えた以上の力で手のひらを押し返した



これが若さなのか・・・



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