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混沌の館
第13章 身体と心
キャサリンとの2回目のデートは、初めて二人でデートしてから1か月以上を経てからだった。
それまでの間、毎日のように『会いたい』メールを受け辟易していたが、あまり長く放置するのも不味いと思いようやく時間を作ったのだった。
春の足音が日増しに大きくなってきた年度末の土曜日、私たはキャサリンの自宅近くのファミレスで彼女の到着を待った。
そこは、私の寮から車で1時間半ほどかかる県内一の大都市だった。自宅の直ぐ近くで待ち合わせて大丈夫なのだろうかとも思ったが、田舎と違い、どこかで合流して一台の車に同乗して出かけるという事が容易に出来ない。危険はあるが、取り敢えず最善の待ち合わせ方法だったのだ。
窓際の席に座りコーヒーを飲んでいると、窓越しにキャサリンが近づいてきて手を振った。私は会計を済ませると表に出て彼女と合流した。
その日、キャサリンは少し長めのスカートに薄手のセーター、ダウンのジャケットを羽織っていた。
駐車場を車の方に向かって歩きながら、キャサリンのお尻を撫でると下着の境界線が指先に認められた。私の脳裏に先月の情事の記憶が走った。
「ぁん、こんなところで・・・」
キャサリンはとろけそうな目で私を見上げながら抗議の声を発した。だが、言葉とは裏腹に私の手に指を絡ませながら耳元で囁いた。
「あたしも・・・もう我慢できない・・・」
まだ午前中だと言うのに、私の下半身に血液が集中していった。
それまでの間、毎日のように『会いたい』メールを受け辟易していたが、あまり長く放置するのも不味いと思いようやく時間を作ったのだった。
春の足音が日増しに大きくなってきた年度末の土曜日、私たはキャサリンの自宅近くのファミレスで彼女の到着を待った。
そこは、私の寮から車で1時間半ほどかかる県内一の大都市だった。自宅の直ぐ近くで待ち合わせて大丈夫なのだろうかとも思ったが、田舎と違い、どこかで合流して一台の車に同乗して出かけるという事が容易に出来ない。危険はあるが、取り敢えず最善の待ち合わせ方法だったのだ。
窓際の席に座りコーヒーを飲んでいると、窓越しにキャサリンが近づいてきて手を振った。私は会計を済ませると表に出て彼女と合流した。
その日、キャサリンは少し長めのスカートに薄手のセーター、ダウンのジャケットを羽織っていた。
駐車場を車の方に向かって歩きながら、キャサリンのお尻を撫でると下着の境界線が指先に認められた。私の脳裏に先月の情事の記憶が走った。
「ぁん、こんなところで・・・」
キャサリンはとろけそうな目で私を見上げながら抗議の声を発した。だが、言葉とは裏腹に私の手に指を絡ませながら耳元で囁いた。
「あたしも・・・もう我慢できない・・・」
まだ午前中だと言うのに、私の下半身に血液が集中していった。