この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
混沌の館
第13章 身体と心
 同じ県内に住む専業主婦のキャサリン、私は彼女と付き合うようになったのだが、彼女の想いは私にとっては只々重いものでしかなかった。


 キャサリンとはオフ会を通じて知り合った。その為、共通の友人も多かった。彼女には口止めしていたが、事あるごとに彼女面をして私との関係をアピールしようとしていた。



 毎日の重いメールにも辟易していた。




 そんな時、私はサイトで一人の女性と仲良くなる。

 彼女は、千夏。

 千夏は、新潟在住の30代後半の主婦で、元々はキャサリンの友達だった。キャサリンの日記にコメをする内に私とも親しくなり、お互いの日記を行き来するようになった。


 キャサリンの日記がメール同様に重く、雨降り前の空のような内容だったのに対して、千夏の日記は明るく楽しい内容だった。


 私は、直ぐに千夏の日記が好きになった。



 そして何時しか、顔も知らない遥か遠くに住む女性に、淡い恋心を抱くようになっていた。



 しかし、私には現実にキャサリンという恋人がいる。

 千夏への好意を心の引き出しに仕舞い、私はキャサリンへ恋人としての務めを果たそうとするのだった。




/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ