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混沌の館
第13章 身体と心
同じ県内に住む専業主婦のキャサリン、私は彼女と付き合うようになったのだが、彼女の想いは私にとっては只々重いものでしかなかった。
キャサリンとはオフ会を通じて知り合った。その為、共通の友人も多かった。彼女には口止めしていたが、事あるごとに彼女面をして私との関係をアピールしようとしていた。
毎日の重いメールにも辟易していた。
そんな時、私はサイトで一人の女性と仲良くなる。
彼女は、千夏。
千夏は、新潟在住の30代後半の主婦で、元々はキャサリンの友達だった。キャサリンの日記にコメをする内に私とも親しくなり、お互いの日記を行き来するようになった。
キャサリンの日記がメール同様に重く、雨降り前の空のような内容だったのに対して、千夏の日記は明るく楽しい内容だった。
私は、直ぐに千夏の日記が好きになった。
そして何時しか、顔も知らない遥か遠くに住む女性に、淡い恋心を抱くようになっていた。
しかし、私には現実にキャサリンという恋人がいる。
千夏への好意を心の引き出しに仕舞い、私はキャサリンへ恋人としての務めを果たそうとするのだった。
キャサリンとはオフ会を通じて知り合った。その為、共通の友人も多かった。彼女には口止めしていたが、事あるごとに彼女面をして私との関係をアピールしようとしていた。
毎日の重いメールにも辟易していた。
そんな時、私はサイトで一人の女性と仲良くなる。
彼女は、千夏。
千夏は、新潟在住の30代後半の主婦で、元々はキャサリンの友達だった。キャサリンの日記にコメをする内に私とも親しくなり、お互いの日記を行き来するようになった。
キャサリンの日記がメール同様に重く、雨降り前の空のような内容だったのに対して、千夏の日記は明るく楽しい内容だった。
私は、直ぐに千夏の日記が好きになった。
そして何時しか、顔も知らない遥か遠くに住む女性に、淡い恋心を抱くようになっていた。
しかし、私には現実にキャサリンという恋人がいる。
千夏への好意を心の引き出しに仕舞い、私はキャサリンへ恋人としての務めを果たそうとするのだった。