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混沌の館
第2章 黒いミニスカートの少女
 後ろからの侵入は、さっきよりもさらに窮屈に感じられたが、不思議と動き辛さはなかった。

 ゆっくりと出し入れを数回繰り返した後、私は腰を鷲掴みにして激しく腰を打ち据えた。



 パン、パン、パン、と乾いた音が部屋に大きくこだまし、夏希は悲鳴に近い叫び声を上げた。



 どれだけ打ち付けただろうか、私は腰に疲労感を感じ、動きを止めると夏希の背中に倒れこんだ。


 私を支えられる訳もなく、夏希もそのまま倒れこんで、二人でうつ伏せになり、つながったまま息を整えた。




 まるで、全力疾走したかの様に肩で息を整える。

 一息つくと、私は夏希をひっくり返し、腰を押えつけ、深く差し込んだ。

 夏希は、大きく息を吸うと、虚ろな表情で私を見上げた。



 今までの行為で、先ほどまでの窮屈さはなくなり、すっかり馴染んでしまった夏希の中はぴったりと私にまとわり付いてきて、それが私の快感を押し上げた。


 腰を引き、そして深く差し込む。



 今度はゆっくりと、夏希を楽しむように繰り返した。



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