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混沌の館
第7章 久美の秘密
当日の朝、私は久美をアパートまで迎えに行き、目的地へと車を走らせた。
目的地はディズニーリゾート。浦安にホテルを取ってあった。
お昼を途中のSAで済ませ、お昼過ぎにホテルに到着した。それからチェックインを済ませ、ディズニーシーに向かった。
パークでは、仲良く手を繋いで歩き、ショーを見て食事して、帰りには花火を見て理想的なデートを味わえた。
この後は、ホテルに戻って二人きりの夜を過ごす。久美との情事も久しぶりだった。私は股間が熱くなるのを懸命に抑えていた。
花火が終わると、私たちはパークを後にしてホテルに向かった。途中コンビニでビールを買い込み部屋で飲みながら、楽しかったね~などと話し込んでいた。
久美は、お酒が弱い。ほろ酔い加減になっていつになく饒舌だった。
「ねえ、狸さんは、最初ゴムがなかった時、わたしに手をださなかったよね」
「それに、その後もきちんと避妊してくれてる。それって何でですか?」
何を言っているのだろう?私は、久美の質問の真意を測りかねた。
「そうだね。もし妊娠でもしちゃうと、傷つくのは久美ちゃんだし、それに、僕は既婚者だから責任を負えない。やはり無責任な事は出来ないよ」
「そうですよね、じゃあ、避妊しないのは子供が出来ても構わなかいから、なのかな」
私は段々と状況を理解してきた。
「子供が出来ても構わないと思うことが責任を持つという意味ではないと思うよ」
ここまでの会話でようやく久美のこの一月ほどの態度の理由に確信が持てた。
「そういう付き合いをしている人が居るってことなの?」
私の問いに、久美は小さく頷いた。
目的地はディズニーリゾート。浦安にホテルを取ってあった。
お昼を途中のSAで済ませ、お昼過ぎにホテルに到着した。それからチェックインを済ませ、ディズニーシーに向かった。
パークでは、仲良く手を繋いで歩き、ショーを見て食事して、帰りには花火を見て理想的なデートを味わえた。
この後は、ホテルに戻って二人きりの夜を過ごす。久美との情事も久しぶりだった。私は股間が熱くなるのを懸命に抑えていた。
花火が終わると、私たちはパークを後にしてホテルに向かった。途中コンビニでビールを買い込み部屋で飲みながら、楽しかったね~などと話し込んでいた。
久美は、お酒が弱い。ほろ酔い加減になっていつになく饒舌だった。
「ねえ、狸さんは、最初ゴムがなかった時、わたしに手をださなかったよね」
「それに、その後もきちんと避妊してくれてる。それって何でですか?」
何を言っているのだろう?私は、久美の質問の真意を測りかねた。
「そうだね。もし妊娠でもしちゃうと、傷つくのは久美ちゃんだし、それに、僕は既婚者だから責任を負えない。やはり無責任な事は出来ないよ」
「そうですよね、じゃあ、避妊しないのは子供が出来ても構わなかいから、なのかな」
私は段々と状況を理解してきた。
「子供が出来ても構わないと思うことが責任を持つという意味ではないと思うよ」
ここまでの会話でようやく久美のこの一月ほどの態度の理由に確信が持てた。
「そういう付き合いをしている人が居るってことなの?」
私の問いに、久美は小さく頷いた。