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『さあ、あなたも恋愛小説家になろう!』 ケース1
第1章
待ち合わせは、その街でも有数な高級ホテルのラウンジでだった。
美幸は緊張しながらエントランスをくぐり抜けると、ラウンジでコーヒーを飲んでいた信也が立ち上がり、美幸に手を上げた。
「美幸ちゃん。こっちこっち!」
美幸は顔をほころばせて信也に近づいて行った。
信也は、びしっとスーツに身を固めていた。
信也がまぶしそうに美幸を見て言った。
「美幸ちゃん、今日もきれいだね」
信也はそう言い、目を輝かした。
美幸はただ頬を真っ赤にして、俯くだけだった。
「ここの最上階のイタリアンレストランなんだ。行こう」
信也はそう言うと、美幸をエレベーターにエスコートした。
その時、信也の手が美幸の腕に触れた。
まるで恋人同士のような気分になり、ドキドキした。
エレベーターはガラス張りの壁を登って行った。
都会の街並みが、まるでおもちゃ箱ををひっくり返したかのように見えた。
エレベーターの中には二人しかいなかったので、美幸にはそれはまるで天国に昇っていくエレベーターのように思えた。
二人を乗せたエレベーターはほどなくして、最上階に着いた。
信也はあくまでレディーファーストで、美幸の後を歩いた。
レストランに入るとボーイが近づいてきた。
信也がボーイに言った。
「予約していた○○だ」
「お待ちしておりました、○○様。どうぞこちらへ」
と言った。
美幸は信也をカッコいいと思った。
また惚れ直してしまったのだ。
美幸は緊張しながらエントランスをくぐり抜けると、ラウンジでコーヒーを飲んでいた信也が立ち上がり、美幸に手を上げた。
「美幸ちゃん。こっちこっち!」
美幸は顔をほころばせて信也に近づいて行った。
信也は、びしっとスーツに身を固めていた。
信也がまぶしそうに美幸を見て言った。
「美幸ちゃん、今日もきれいだね」
信也はそう言い、目を輝かした。
美幸はただ頬を真っ赤にして、俯くだけだった。
「ここの最上階のイタリアンレストランなんだ。行こう」
信也はそう言うと、美幸をエレベーターにエスコートした。
その時、信也の手が美幸の腕に触れた。
まるで恋人同士のような気分になり、ドキドキした。
エレベーターはガラス張りの壁を登って行った。
都会の街並みが、まるでおもちゃ箱ををひっくり返したかのように見えた。
エレベーターの中には二人しかいなかったので、美幸にはそれはまるで天国に昇っていくエレベーターのように思えた。
二人を乗せたエレベーターはほどなくして、最上階に着いた。
信也はあくまでレディーファーストで、美幸の後を歩いた。
レストランに入るとボーイが近づいてきた。
信也がボーイに言った。
「予約していた○○だ」
「お待ちしておりました、○○様。どうぞこちらへ」
と言った。
美幸は信也をカッコいいと思った。
また惚れ直してしまったのだ。