この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想い人
第8章 【続】第三章・勘違いの想い人

美空からのメールの返事が来たのは、ちょうど家に着いた時だった。
あまりにも返事が遅いため、何度も電話を掛けようかと思った。
でも、寝ていたら悪いからとわざわざメールにした意味がないと思い留まった。
『ごめん、寝てた。体調は…微妙…。吐くのは治まったけど、まだ気持ち悪い。明日も無理かも』
美空からのメールを見て、やっぱり電話をしなくて正解だったと小さく息を吐いた。
『そっか。無理しないでしっかり休めよ』
そう送ったメールに、今度はすぐに返事が来た。
『透也の写メ送って。そしたら治るから』
─────写メ⁉︎
って事は、まさかの自分撮り⁉︎
でも、俺の不注意のせいで苦しんでる美空の頼みを無下には出来ない。
俺は、携帯のカメラをインカメラにセットした。
あまりにも返事が遅いため、何度も電話を掛けようかと思った。
でも、寝ていたら悪いからとわざわざメールにした意味がないと思い留まった。
『ごめん、寝てた。体調は…微妙…。吐くのは治まったけど、まだ気持ち悪い。明日も無理かも』
美空からのメールを見て、やっぱり電話をしなくて正解だったと小さく息を吐いた。
『そっか。無理しないでしっかり休めよ』
そう送ったメールに、今度はすぐに返事が来た。
『透也の写メ送って。そしたら治るから』
─────写メ⁉︎
って事は、まさかの自分撮り⁉︎
でも、俺の不注意のせいで苦しんでる美空の頼みを無下には出来ない。
俺は、携帯のカメラをインカメラにセットした。

