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想い人
第2章 私の想い人

「やっ、やめて‼︎ 」
「え? 美空⁉︎ 」
私の叫び声と重なった愛しい人の声。
「透也……っ」
縋るような視線を送れば、状況を飲み込んだらしい透也が男達を睨む。
「俺の彼女に何か用?」
ぐいっと引き寄せられる。
「はぁ? 男いたのかよ、つまんねぇ」
意外にもあっさりと立ち去る男達。
ホッとしてその場にしゃがみ込んだ。
「メール出来なくてごめん」
ふわりと透也が着ていた上着を掛けてくれた。
私は小さく首を振る。
透也が帰ってきた事にホッとしていた。
”俺の彼女に何か用?”
彼女って言ってくれた……。
疑うのはもう辛い。
全部透也を信じよう。
「え? 美空⁉︎ 」
私の叫び声と重なった愛しい人の声。
「透也……っ」
縋るような視線を送れば、状況を飲み込んだらしい透也が男達を睨む。
「俺の彼女に何か用?」
ぐいっと引き寄せられる。
「はぁ? 男いたのかよ、つまんねぇ」
意外にもあっさりと立ち去る男達。
ホッとしてその場にしゃがみ込んだ。
「メール出来なくてごめん」
ふわりと透也が着ていた上着を掛けてくれた。
私は小さく首を振る。
透也が帰ってきた事にホッとしていた。
”俺の彼女に何か用?”
彼女って言ってくれた……。
疑うのはもう辛い。
全部透也を信じよう。

