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れんたるびでお。
第2章 なおちゃんのイ・ケ・ナ・イ覗き見
「にゃっ!」

「こらっぼんやりしない!」


店長がぺちんっ!とあたしのお尻を叩く。


「んもー店長セクハラですってばー!痛ーい痛ーい!」


あたしはわざと大袈裟ににゃーにゃー騒ぐ。


「ぼんやりしてるほうが悪いだろ。ちゃんと仕事しなさい」


店長はさすが店長で、いつだってクール。
でもね、眼鏡の奥の瞳は優しいの。

いつだって従業員のこと気にして見てくれてるから、ちょっとしたことでもすぐ気付いて話しかけてくれる。

だからこそ、頑張んなきゃって思うし、頼りになるんだ。

実際ここで店長のこと悪く言う人見たことないもん。


「はぁーい。…あ、ねぇ店長、深夜番なんですけどぉ」

「ん?どうかしたか?」

「深夜番にも、女の子いるんですよねぇ?あたし、会ったことないから…」

「時間が被ってないから仕方ないなぁ。あいつは逆に昼間は出ないしな」

「どんな子ですか?」

「うーん?まぁ、なおより大人だし色気はあるなぁ(笑)」

「むっどぉせお子ちゃまですよーだ」


あたしはつい口を尖らせてぷいとそっぽを向く。

こーいうのがまず子供なんだけどね…わかってるんだけどさっ。

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