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SMアダルトビデオに出演した件
第1章 女王様からの依頼
 そもそも、友人とプールへ行ったのがきっかけだった。
 プールサイドでナンパして連絡先を交換した女の子たちがSMバーのスタッフだった。
 しばらくして、その中のルミという子から電話が来た。
「ねえ、私とAVに出てみない?」
 嬉しいお誘いではあるが、SMバーの子だというのが引っ掛かる。
 よくよく聞いてみると、今度自分で新しい店を出すことになったが、時を同じくしてSM女王様としてのAV出演の話が来たということだ。
 女王様は専属のパートナーや男女の奴隷を複数持っていることが多く、ビデオやショーに出演する時はそうしたメンバーから相手役を選ぶそうなのだが、今回は新店舗の宣伝を兼ねているのでヴィジュアル重視でぼくに声をかけたとのこと。
「実はプールで会った時、牧くんの体を品定めしていたの」
 筋トレ趣味が役に立ったというわけだ。
 彼女のクリクリした大きな瞳を思い出し、ここは一つ店舗経営の力になってやろうと男気が湧いてきた。

 数日後、監督から台本が送られて来る。
 台本と言っても「密室に監禁された男が女王様の調教でMに目覚めるお話」という程度のもので詳しいことは撮影時に打ち合わせるとのこと。
 例えて言えば「ラストタンゴ・イン・パリ」のような芸術作品と考えて欲しいと添えられていた。
 SMもAVも全く経験はないが、我が国の芸術発展にも役立てるということなら、さらにやり甲斐もあるというものだ。
 好奇心と不安を胸に、当日、待ち合わせ場所へでかけたのだが……
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