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抜いてください
第1章 抜いてください
「だから」恥ずかしそうにおんなはほほを赤らめる。いいのよ。なにがいいのか。
「ちょっと動かします」勘の鈍いおれにしびれを切らして、おんなはまた腰を動かしはじめた。いや。ちょっと待って。出るから。出ちゃうから。そこで。勘の鈍いおれにもわかった。
「ほんとうにいいのか?」と、おれはたずねた。
「だから、い」と、おんなが言い終えるまえにおれはおんなの胸を白いブラウスのうえからもんでいた。いいのか。ほんとうに。揉んでいいのか。おれは理性を追いやって、おんなの胸をもむ。
「うまいね」と、おれはおんなをほめた。腰の振り方がうまかったのだ。だが、おれのペニスは抜けない。おんなのあそこにぐねぐね回されるだけだ。
「それにやわらかい」たぶんイーはある。行きつけのおっぱぶのおんなのこのカップ数とほとんどおなじで、それはつまりおれの好みだった。
「抜けない?」と、おんながおそるおそるおれにたずねた。
「抜けない。なぜだろう」と、つい、おれはおれの疑問が口に出る。
「知らないわよ。あなたの抜けない理由なんてわたし、知るわけないじゃない」
 ごもっともだ。おれのペニスはギンギンのままでなぜギンギンのままなんだって、おれにペニスにたずねても、おれのペニスはおんなとおなじように、知るかよと言うだろう。
 おれはひとつおんなにていあんする。
「バックだからか」
「バックだから?」
「あまりなれてないから。だから抜けないんじゃないかな」
「わたしにきかれても」
「そのとおりだ」
 おれはおんなを、というかペニスをドライバーでまわすようにおんなのおしりを回転させて、おんなを慌てて抱きかかえた。
 正常位だ。薄暗いがおんなの顔がかくにんできた。それはつまり、おれの好きな女優さんの顔に似ていたから、おれの好みの顔だった。おっぱいのサイズだって、顔だって、おれのタイプだったのだ。声だって、よくきけばきれいな声しつだった。おんなを地面に寝かせる。
「クリーニング代は弁償しますから」と、おれは軽くあたまをさげた。
「こういうのが興奮するんでしょ」と、おんなは半ば冗談まじりに言う。「冗談でも言わないと、こころがもたない」
 おれは腰をふった。おんながあえぎをあげる。もちろん繁華街の通りにきこえないくらいちいさなボリュームでおれの耳元に届くくらいにささやかなあえぎをあげる。
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