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デッサン
第1章 デッサン
 ぼくはあそこを描き、ちいさなおっぱいも描く。彼が描くその女の子よりちいさなおっぱいだった。というか、彼が描く女の子のおっぱいがおおきいのか? 当時のぼくにはそのおっぱいがおおきいのかちいさいのかわからない。ただぼくのペニスはおおきさにかかわらずおおきくなって、そこにぴくぴく痙攣してむくだけだ。彼のおおきなペニスだってぴくぴくあそこにむかって痙攣し、ペニスは赤く鮮やかな血管を浮かせ、すこし赤らんでいる。熱っぽく、それはあそこに収まりたがっていたが、あそこに収まるのかわからない。あんなおおきなものがあんな狭いところに収まるかなんてわからないのだ。
 勃起していた。
 ぴくぴく元気に健康なペニスは盛っていた。さいきん忙しくて日課のオナニーは休んでいたので、ぼくのペニスには酷な状況だった。まさにそこに、目の前にペニスが入りたがっているチューブがあるのだ。そこで思いきり擦られ、奥に精子を出したがっていた。たまはどくどく脈打ち、すっきりしたがっていたが、ここでオナニーするわけにはいかない。
 ヌードデッサンだ。ヌードをデッサンしないといけないのだ。
 ぼくはとろけそうなあたまで描き終えると、描き終えた女の子と席をかわった。こんどは描かれる番だ。彼女が描く番なのだ。
 ぼくのペニスはかわらず立っていた。かわはむけ、ペニスはまっすぐ椅子にすわった女の子にむけられていた。射精したら女の子にかかる距離だ。たっぷりの精子を女の子の顔にかける。そんな妄想をしたらたいへんだ。ほんとうにかけてしまったらたいへんだ。
 彼は、彼の立派なペニスをおなじく席にすわる女の子にむけ、立っていた。女の子はあまりに立派なペニスに瞳をうるませ、デッサンはあまりにおおきなペニスで紙の上をしめ、ほとんどペニスしか、彼のおおきなペニスしか描けていない。彼はペニスなんだとぼくはおもった。ぼくのデッサンはペニスだけじゃない。ぼくの顔だってちゃんと紙に描かれている。ぼくは勃起したって、ペニスだけじゃないんだとおもった。
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