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デッサン
第1章 デッサン
 終わった。
 勃起したまま終わった。
 担任が来て、女の子にささやき、女の子ふたりはゆっくり肯いた。彼が担任にかくにんすると彼はちょっとぼう然としたが、すぐに理解したようだった。ぼくもそれをすぐに理解した。
 つまりおおきくなったペニスを鎮めるために抜いていいのだ。しかもそれは疑似セックスのオナニーじゃなくて性交だ。セックスだった。もちろんぼくは学生だから中出しはだめで、擦るまでだ。それにしたって、当時のぼくにしたらすごいことだ。セックスをするのだ。しかも学校で。しかもデッサンした女の子とセックスできるのだ。
 はじまった。
 彼はすぐにはじめた。
 彼を見る余裕はすぐになくなった。こっちもはじまったのだ。
 女の子がぼくのペニスを咥え、しゃぶりはじめた。きもちよさにとろんとなる。白い歯が当たらないように咥えて、ぼくのペニスをしゃぶる。音だっていやらしい音だ。ぼくは射精しそうになるが出さない。まだ出さない。
 女の子のあそこをなめる。この子はこんな味なんだと汁をすする。すわれるたびに女の子はあえぎ、それでぼくもさらにすすった。
 となりを見ると彼はもう挿入していた。バックだった。彼も彼女もあえいでいた。彼のおおきなペニスがきもちいいのだろう。女の子はおおきなおっぱいをゆらしてあえいでいた。
 ぼくたちも交わった。
 正常位だった。はやく出したかった。騎乗位でもよかったが、騎乗位で出したくなかった。ぼくは腰をふり、ふるたびに女の子はあえぎ、ぼくのペニスをもとめた。もとめるたびにぼくは興奮し、さらに腰をふり、彼女はぼくのペニスをもとめる。
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