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「ここにはよく来るんですか?」
第2章 room 02 真由(前編)
ゆっりとしたフェラチオは次第に加速し、部屋中に「じゅぼっ、じゅぼっ」という肉棒を吸い込む音を響かせる。激しく頭を動かし、器用に唇を窄めながら舌を動かす
このまま続けたら、あと少しで間違いなく彼女の口内に射精してしまう。もしかして、俺をイカせようとしているのか?

「っぱぁっ!」

突然、真由さんはフェラチオをやめた。口を開けたまま肩を上下させ、息を整えている。あれだけ激しくすれば疲れるのも無理はない
息を切らしたまま立ち上がり、彼女はパンティを脱いだ。少々毛深い陰毛、それは愛液によって濡れそぼっていた

パンティを脱いだなら、今度は俺が彼女を攻めてやる。あのぐっちょぐちょのおまんこ、思いっきりクンニしてやる
お互い全裸になったんだし、69もいいな。とりあえずベッドに移動しようか……、結局シャワー浴びてないけど、このままでよかったのか……?

考えながら、愛液で濡れた股間を見つめていると、彼女は先程と同じ様に、俺の膝の上に座ろうとする

「真由さん、ベッド行かない?今度は俺がしてあげたいから……」

俺がそう言っている間に、真由さんは右手で俺のペニスに触れる。そして、ペニスと自分の股間の位置を確かめながら、ゆっくりと腰を下ろしていく

「え?真由さん、ちょっと……」

明らかに真由さんはペニスを自分の中へ入れるつもりだった。まだシャワーも、前戯だって中途半端なのに
亀頭が彼女の股間に触れる。触れただけで熱さが伝わった。トロトロに溢れ出す愛液が亀頭からペニス全体に伝い垂れてくるようだった
この熱さ、膣内に入れたらどれだけ気持ちがいいんだろう。きっとコンドーム越しでも相当……

「真由さんっ」

ハッと気が付き、彼女の名を呼ぶ
危ないところだ。このまま挿入するにしても、まだコンドームを装着していない
脱がされたズボンのポケットに、来る前に買っておいたコンドームが入っている。右手を伸ばそうとしたら、その手を真由さんに掴まれた
俺は彼女の顔を見た。まるで高熱があるかの様なぼぅっとした表情で俺を見つめ返している
口の周りは激しくフェラチオをしていた名残の唾液でべちゃべちゃだ
なんとも言えない恍惚とした表情を浮かべたままの真由さんに、なぜか俺は声をかけられなかった。そして、俺のペニスは熱い潤滑油に塗れた様な感触に包まれたかと思うと、根元まで真由さんの膣に飲み込まれた
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