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「ここにはよく来るんですか?」
第1章 room 01 愛逢村
「……おっ⁉︎」

出会い系サイトの記事に、愛逢村の文字を発見した。思わず手前に引き寄せて記事を読む
俺が知らなかっただけで、割と古くからあるサイトだったみたいだ
他のサイトと比較したデータなんかも載っている。それによると、5つのサイトを比較して、総合的に一番好評を得ているのが愛逢村だ

「……欲求不満の人妻が多く利用か……」

利用している女性の世代とその割合、利用時間帯、利用人口など、様々な項目で軒並み一位となっている

「本当かよ……? その割には全く……」

ピコン♫

守衛室の警報やアラームの類じゃない、俺のスマホからの音だった。手に取って画面を見てみると、真ん中に「書き込みアリ!」の文字があった。驚きと同時に、画面に釘付けになった
半分以上、誰も書き込まないと思っていたが、密かに期待はしていた。今までのような冷やかしや悪戯の可能性もあると思いつつ、画面をタップして書き込みの内容を確認する

ニックネーム:あかり(40)
『こんばんは』

至ってシンプルなメッセージだった
あかりっていう名前の横には40歳を意味する数字が表示されている。

「やっぱり人妻率高いんか……?」

あかりという女性の文字をタップし、直接メッセージを送る。相手が気づいてくれたら、そこからメッセージのやり取りが始まる。悪戯でないことを祈りつつメッセージを書く

『こんばんは、書き込みありがとうございます』

まずは挨拶してからだ
たったこれだけのメッセージを送るだけなのに、俺は緊張し、興奮していた
誰もいない守衛室
普段なら雑誌を読んでスマホをいじるだけの時間。それが今、まるで違った場所にいるかのような緊張感がある
俺がメッセージを送って1分が過ぎた頃だった
スマホの画面に「あかりさんよりメッセージ」と表示された
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