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「ここにはよく来るんですか?」
第5章 room 03 セックスフレンド

守衛室に戻ってカップ麺の蓋を開ける
あっさり醤油ラーメンのいい香りが鼻腔を擽る
スープを啜り、麺を箸でほぐしていると……

ピコン♫

「書き込みアリ!」

ようやくきた!
よく見ると、俺の掲示板の横には(3)と表示されている。トイレに立っていた間に3件も書き込まれていたようだ
箸を置き、スマホを手にして食い入るように画面を見つめる。そして、3件の書き込みを確認する

ニックネーム:momo(26)
『ホ別1.5で遊べるよ〜、生なら2.0で』

ニックネーム:しおり(16)
『今○○駅にいるので、これから遊んで欲しいなぁ、お泊まりもできるよ』

ニックネーム:風来坊(55)
『ヤリたきゃ俺のケツを使いなっ!いくらでも相手してやるぜ!』

……なるほど
最初のは援交かデリヘルの風俗嬢ってところか、こう言うところなら割と客を捕まえられるのかもしれないな
2件目は、今からってのがまず無理なんだが、16歳の未成年は完全にアウトだろう。本当かどうかわからないが、これはパスだ
3件目、こういうのを『荒らし』っていうんだろうなぁ……、こんな書き込みして楽しいのか?何なら返事して説教してやっても……

ピコン♫

「書き込みアリ!」

お、4件目きたぞ!
早速チェック……

ニックネーム:牡丹(39)
『首輪つけて飼ってあげる、早く返事なさい』

うわ……、女王様きた……!
こういう人もいるんだな……、無料で使えるサイトだけあって、何でもありみたいな感じになってるな……
でも、好きなヤツには嬉しい書き込みかもしれないな……。ま、そういう趣味はないし、当然俺はパスだが

4戦全敗の結果に落胆しつつ、俺はカップ麺を食べて気持ちを落ち着かせる
夜は長い。時計は現在22:03を表示していた
まだ掲示板を立ててから30分程しか経っていない。まだまだこれからだ

食べ終わったカップ麺の容器をゴミ箱に捨てると、いつも雑誌や新聞が置いてある棚に目を向ける。普段なら暇つぶしに色々と読んでいるが、今夜は暇ではなく寧ろ忙しい

「雑誌と新聞、いつもは両方読んでも時間持て余していたけど、ん?……、両方……」

選択肢が2つあれば、確率が2倍になるのは当然の事……
俺は机の上のスマホを手に取った
画面をタップして、新しいタブを作って愛逢村のトップページを表示させた
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