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「ここにはよく来るんですか?」
第5章 room 03 セックスフレンド
前回と同じメッセージ内容でいいかな……
掲示板を立ててすぐに書き込みしてもらえたからなぁ……、あれはタイミングと幸運がうまく重なっただけか……、ただ、同じメッセージだと、また一度きりで終わりっていうパターンもあり得るかもしれない。できる事なら何度も会って遊べる相手と出会い……、俗に言うセックスフレンド……、よしっ!
ニックネーム:タカ(33)
『性欲が強くて、SEXが大好きな33歳の会社員です。同じく性欲強くてエッチ大好きな女性と会いたいです。もし相性が良かったらセフレになって貰えると嬉しいです。して欲しい事があれば一緒に楽しみたいと思っていますので、よろしくお願いします。因みに、あっちの方は少々大きめです』
……前回のメッセージがベースだ。あかりさんに言われた事、『したいって思ってる事そのまま掲示板のメッセージに書いたらいいんじゃない?』というアドバイス通り、今の俺はセフレが欲しいというのが1番の希望だ。なので、これでいこう
画面をタップし、掲示板を立てる。あと待つだけだ
最後のアピールポイントも効果的だって事が分かったし、積極的に活用していこう
1分、2分……、10分が過ぎても反応がない
やはり前回は運が良過ぎたようだ
今夜は長期戦覚悟でスマホと睨めっこだ
まずは腹ごしらえに、夜食用のカップ麺に湯を入れる
川田主任にもらったコーヒーを飲み干すと、軽い尿意を催した
守衛室を出て右へ真っ直ぐ、突き当たりを左に曲がってすぐにトイレがある。俺は用を足しながらふと思い出した
「……こいつで人妻とSEXしちゃったんだよな……、しかも生で……」
この4日間、事あるごとに思い出していた
考えたらとんでもない事をしたもんだ。人妻と避妊せずに……、中には出していないものの……
同じ事を永延と考えては興奮し、その時には無かった罪悪感を僅かに感じる
「あ、やばっ……」
そして、思い出すたびに俺の股間は膨れ上がってしまう
誰もいない時間帯で良かったと思いながら、俺は勃起したモノをズボンの中にしまった