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「ここにはよく来るんですか?」
第8章 room04 智恵(後編)
「それにしても、すごい声出てたね」
「低い声やろ?もうね、バックがヤバすぎてんもん。あの声出る時って、気持ち良すぎてたまらん時やねん」
智恵はゆっくりと身体を起こし、ティッシュで俺のモノを優しく拭いてくれた
「お、ありがとう」
「あんなに気持ちよくしてくれたおちんちんやもん、ちゃんとお礼しないとね。またいっぱいイカせてもらわないといけないし」
また会ってくれる気みたいだ。確かに仲良くなれたし、これで終わりっていうのはちょっと寂しいもんな
それにしてもすごいSEXだった。この子とSEXするとだんだんS気が強くなる気がする
「本当、タカくん最高やったよぉ」
「いやぁ、智ちゃんにそう言ってもらえると自信つくなぁ」
自称ヤリマンの智恵に認められたのは素直に嬉しい。あれだけの反応を見せてくれたのは、演技とは思えないし、リアルに感じてくれていたのだろう
「タカくんおちんちん大っきいし、エッチもすごく上手いし、それに優しいもんなぁ……」
エッチ上手いって言われた……、そうなんか?そこに関しては自覚はなかったが、かなり嬉しいぞ
智恵の言葉に喜んでいると、彼女は突然ベッドの上で正座をして俺に向き合った
「ん?どうしたの?」
呆気に取られ、俺もつい正座をしてしまう
すると、穏やかな笑みを浮かべながら、智恵は三つ指をついて頭を下げた
「私をタカくんのセフレにして下さい」
まるで結婚を申し込まれるようなスタイルでセフレに立候補されてしまった。まさに、「不束者ですが……」の感じだ
咄嗟に俺は同じように頭を下げる
「こちらこそ、喜んで」
まさか女性の方からセフレにして欲しいと言われるなんて思いもよらなかったが、これで俺と智恵は、今日からセフレの関係になった
本当、愛逢村ってすごい所だな
いや、すごいのはアドバイスをくれたあかりさんか……
これはますますやめられなくなったなぁ
続く