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虐めてたのに沼まる。堕ちる。溺れる。
第1章 虐める。わたしはまだ…。
「あと、竹倉のぼる君も早く席に着いてくれる?」

床に塞ぎ込んでガクガクと体を震わせてる男子生徒。この子…がわたしが虐めてる相手は竹倉のぼる。

「わ……分かりました……」

この子が席に座ると通常通りに授業が始まる。これがこの学園の日常だ。

わたしがこの子をいじめてる原因が知りたいんだ…?

ん………………理由ねぇ…………そんなの必要あるかしら?

蟻をわざわざ避けて歩かないじゃん? それと同じよ。まぁ、要は理由なんて無いわよ。

そう。わたしにはこの子、竹倉のぼるを虐める動機など初めから存在しないのだ。

ちょっとだけの遊び心って言うの? 魔が刺した? どっちでも良いけど、なんかこの子虐めてるとゾクゾク❤︎ しちゃって。

キンコンカンコーン……

あら。この子のことを考えてたら授業が終わっちゃったわ……反省でもしてもらおうかしら。

ガラガラ……授業が終わると先生は一目散に教室から出る。わたしを避けるように。

「のぼる……くん❤︎ トイレに付いてきてくれる?」

わたしはこの子にそう告げてトイレに直行する。向かう途中に『あぁ、またか…』と言う声も聞こえてくるが、わたしが絶対である以上、彼らがわたしに対して何か言ってくる事はゼロだ。

トイレに付いたわたしはのぼる君が入った事を確認して他の生徒が入れない様にドアに棒を差し込む。

「白銀さん……なんでしょうか?」

あぁ……いいわ❤︎ その目❤︎ ビクビクしてわたしを見るその目❤︎ もっと……❤︎ もっとわたしだけを見て❤︎
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