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望と三人の関係
第7章 大学生活と冬美の事情
そう思ったからわざわざデートの段取りを組んでしてみる事にした…

望はアキより冬美を今は優先している…本当に暴走しかねない感じを冬美から感じるからでどう対応するか色々考えていた…

始まりは脅迫だったのに何故こうなったのか望は未だに分かって居ない…

そして望はホテルに入って…

望「クチュ…はっ…まだ駄目…話しがあるんだ…」

そう言うとビクッと怯えた顔を一瞬見せたがそれは無視した…

ソファーに誘って座った冬美に…

望「冬美さん…今週末…誕生日でしよ?前に言ってた他府県のデート付き合うからさ…」

冬美「!!!…えっ…ほ、ほんとに?」

望「うん…でも俺そんな大人の人が行くところは知らないから…映画と飯くらいになるんだけど…」

冬美「…ありがとう…凄く嬉しい…」

望「少し俺は変装するけど…念のため…大学行ったらしばらく忙しくなりそうで時間取れる日減るから…俺なんかより良い人いっぱいいるでしょ?誰か居ないの?」

冬美「…私ともうしたくない?」

望「!?えっ?違う違う…関係上デートも出来ないでしょ?誰にも言えないし…嫌にならないかと思って…」

冬美「…そうね…居たら嬉しいけど…」

望「クス…冬美さん美人だし…選び放題だよ…きっと…」

冬美はアキとの方が良いのかと思いながらもまさかホントにしてくれるとは思っておらず嬉しさ半分にはなったが素直に喜ぶ事にした…

そしてやはり望は自分に誰か出来たら関係も辞めてしまうことを改めて確認できた…

…貴方のSEX以上に凄い人なんて居ない…

望がモテる事は良く知っている下級生達も数人卒業までに玉砕覚悟で告白するつもりの子も1人は知っている…何しろ冬美に相談して来たからで教師の立場で意見は言ってあげたが…

あまり良い気分ではない…玉砕はほぼ確定だと分かっている事で顔には出さずに済んだ…

年齢的にも望の彼女なんて立場には奇跡が必要だとも分かっているが今はもうしばらく望のそばに居たかった…

冬美は元々誰にでも身体は許さない…付き合っている男でそうなって良いと思う男性だけだった唯一の例外は目の前の望だけ…

そして正月に母から言われたお見合いの件を誰にも言わずにいて正解だと思った…今の話しからそうなれば望は簡単に手を引く…
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