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望と三人の関係
第7章 大学生活と冬美の事情
講義など色々一回生を集めて話しがありそれと先輩からの話しで望は受ける講義などを決めて一年間はずっとそのグループで講義を受けるメンバーは殆ど高校の同級生だったので楽だった…外部からの入学して来たのは2人だけで早々に自分達から話し掛けて親睦を深めて行く…

アキも望には会えないが初めての事が多く色々覚えるのに時間を要して男達はアキが望と付き合って居るのを知っている人が大半だったが外部の数名は知らず確認して来た…

同じグループになったメンバーで彼氏がいたのはアキともう1人だけだった…

もちろんアキも知っていたので必然的にその子と話す事が多く…2人になるとSEXについてもあれこれ愚痴のように聞かされる…もちろんラブラブなのは知っているがまさかそんな愚痴を聞くとは思っておらずアキも合わせる形で対応した…

…望とは全然違うんだ…高校の時から聞いたこともそうだけど…サークルもその子に合わせて入ったが…

新入生歓迎会と言う名の飲み会で彼氏がいるアキにまで誘いがあるほどで彼氏がいる事を告げて会話にはあまり参加しなかったが誘ってくれた子は違う反応で終わった時には既にそこに居なかった…

てっきり彼氏のところに行ったと思っていたら…数日後…

女「でね…なんか…彼氏より凄かったの…アキはあの後どうだった?」

アキ「えっ?私?普通に帰ったよ…」

女「ええ!なんで?凄い狙ってる人いたよ?かっこ良かったし…勿体無いよ…」

そう信じられないと言う顔をして見られアキは少し距離を置きたくなった…

望とは講義が終わった後時間が合えば一緒に帰宅していたが部屋まで送ってくれはしない…

望「お前の姉ちゃん居るだろ?俺苦手だから…」

そう言って近くまでしか送ってくれない土日も忙しいとデートにも連れて行ってくれなくなって不満だったがゴールデンウィークは大丈夫と言うので楽しみに待っている…

夏美「あれ?望君は?」

アキ「大学忙しいらしくて…」

しょんぼりするのを見て…

夏美「クス…仕方ないわよ…慣れるまでは…」

そう慰めてくれる…姉との生活はそう嫌でもなくむしろ今は助かっていた…

寂しさは紛れて大学の事も相談出来る為実家に居た時より良く話しをするようになって居た…

望は久しぶりにアキより先に冬美とのお泊まりだった為シャワーを浴びてメールが届いたホテルに向かって居た…
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