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望と三人の関係
第2章 望のクンニ
アキは心配そうに数人の同級生と校舎を出て行くのを見ていた…

女「ん?アキ…どうしたの?望くんとケンカ?」

隣にいた子にそう言われてすぐに…

アキ「!?えっ?違うよ〜ラブラブだって…」

と惚気たが実際にはアキは望より吹奏楽を優先していた事にようやく気がついたがその時には何故か望との距離が出来てしまったと不安になった…

アキがそう思うのは夜の通話頻度が激減してその半分は繋がらない事で今までそんな事は一度も無かった…

そもそもアキは望の家にも一度も行った事がない…そんな些細な事に気がついてアキは焦った…

望が居ないなら吹奏楽部に行こうと気を取り直し教室を出た…

そして夏休み中に望との関係を深める決意を翌日また電源が落ちていた事でそう考えた…エスカレート式なので基本大学でバラけてしまうが2人ともそのまま進学することになっている…

その為付き合っても同じ大学なので今までと変わらないはずだと思っていたのに…

望はようやく日曜日になって朝早くに目を覚ました…

基本学校がある日だけに絞って冬美を呼び出していたが初めて日曜日にしかも呼び出した先は学校の例の教室だった…

部活などがあるので学校にも行く事には全く問題は無い…あとは望次第だとドキドキしながら行く前に念入りにシャワーを浴びて学校が私服なので普段と同じ感じでいつも教科書などを入れているリュックに例の服を詰め携帯も2つ持って昼飯は途中で適当に食べて学校に向かった…

冬美はメールの内容に震えてしまった…今まで土日の休みに呼ばれる事は無く何より学校の教室でと言う…

幾度かメールでそこは止めて欲しいと送信したが返信は無く…土曜日は休みだったがほぼ一日明日どうするかで他に何も手が付かず夜も中々寝れずに過ごして…

学校に行く理由はどうにでもなるが…

…とりあえず学校には行って吹奏楽の…

不安から別の用事で行き…その先は結局決めれず冬美は重い足取りで学校に向かった…

普段行く姿と一緒にしているつもりだったが上着こそいつも通りだったがズボンではなくスカートを選び下着もちゃんとしたものを選んで出掛けていた…

途中コンビニで菓子パンを一つと飲み物だけ買って学校で吹奏楽部の楽器などの点検など細かい事をして気を紛らし過ごしていた…
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