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望と三人の関係
第8章 アキと夏美
アキにはもしかしてデート?と少し揶揄われたが笑って応えずそのまま出掛けて来た…

ドキドキしながら震えてる手を握って待っていると望が入って来て…

音楽などのボリュームを下げて…

望「…その格好…どうしても俺なんだ?」

夏美「…うん…」

望「三つ約束守るなら…」

夏美はハッと顔を上げ…頷く…

望「アキには絶対言わない事…ちゃんと俺以外の彼氏を在学中に見つけてSEX出来る関係になる事…俺と付き合えないからって誰にでも身体を許さない事…彼氏になってからそう言う関係になって…これが守れるなら…」

望は自分が嫌な女がすることをしないよう夏美に押し付けた…仮にそれをしても望にはわからないが…

夏美は望の約束の中に望に抱かれるのは一度だけと言う文言が無い事に…

夏美「…どうしても寂しくなったらまた…望と…」

望「…はははっ…次もしたいって思えたらいいけど…」

夏美「!?えっ?」

望「知ってると思うけど…どんなに丁寧に優しくしても女の子はめちゃくちゃ痛いらしいからアキも泣いてたし…」

夏美「!!…でも皆凄い気持ち良くなるって…」

望「なるよ…だから約束して貰ったろ?彼氏作ってSEX出来る関係にって…その人に気持ち良くして貰って…そしたら俺の事なんてあっという間に忘れるから…」

夏美はそれなら望に気持ち良くして欲しいと思ったが初めてでそれは難しいと言うより不可能に近いのかもしれない…

怖さはあるけど望ならどんなに痛くても大丈夫と言う自信が夏美にはあった…そして痛くてもまた望にして欲しいとも…

望の言葉はあくまで自分がSEXが上手くない前提での話になっていて普通は冬美をあんなにイキ狂わせることもアキがこの短い期間でイキ狂う事もほぼない事を認識して居なかった…

そして夏美の思いの深さも全く認識不足であるとも…女は恐ろしいと知るには望は経験不足でこの先も苦労する事になる…

姉妹を抱いて女教師も自ら進んで抱かれに来る男は少なくとも望の通う大学には誰一人いない…

望「今日帰れないけど…大丈夫?」

夏美「うん…大丈夫…」

望「約束の方は?」

夏美「…大丈夫…」

望「破ったら毎日部屋にアキ抱きに行くからね?」
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