パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 2年後…別れ…

春海「やっぱり…望君だった…」

男「ん？なんだ？」

2人の様子を見て不思議に思った春海の父親に春海があの時の話しをして…

男「！！そうか…そうか…望君だったのか…じゃあお前も気が付かなかったのか？ワシに何も言わなかったじゃあないか…」

春海「だって…名前調べてくれて…その後聞く機会も無かったし人違いだったら失礼でしょ？助けてくれたのに…」

望「…俺は何もしてないよ…念のため付けて名前と住所を確認して君に教えただけ…」

二年前に会った時よりさらに綺麗になっている…そう思いながらあの後なんであんなに気になったのかようやく分かった…小さい頃に遊んでいたはるちゃんだったからだと…

その後春海の父親から何度もお礼を言われて困ったが父親が送って来た酒をテーブルに置いて…

男「望君…少しは飲めるか？これは日本じゃプレミアムが付いてる…凄い美味しい酒だ…少し付き合って欲しいな？帰りはタクシー呼ぶから…」

望「少しくらいなら飲めると思います…」

そう応えた地点で付き合う事が決まって飲ませて貰ったが凄く美味しい酒だと望でも思った…

帰りに…

男「望君…また遊びに来なさい…就職先の相談にも乗れるから…あと娘の事は本当にありがとう…」

望「はい…いえ…何もしてませんから…じゃ失礼します…」

春海「望君…またね？」

望「クス…彼氏に怒られるよ？はるちゃん？」

昔の呼び名でそう言ってやると…

春海「残念…彼氏なんていません！」

望「なんだ…見る目ないのか？ガリ勉ばっか？」

とふざけて話しをして文句を言いそうな春海に背を向けて早々にタクシーに乗り込んだ…チケットを貰ってそれでマンションまで帰った…

その日も帰ってからやはり春海の顔がチラついてしまう…

翌日には何も気にならず自分の事を色々どうするかを決めて春海の父親さんのアドバイス通りにボランティア活動にも参加した…

春海とはその後二度ほど家で会ったが雑談する程度しか話しはしなかったが帰宅しても頭に残っている…

その後数ヶ月に一度遊びに行くと言うより呼ばれて酒の相手をしながら色々教えて貰った…

父親からも連絡が来たらしく嬉しそうに話しをする中で…

男「そう言えば望君は彼女居るのか？」

望「…はい…でも別れるつもりですが…就職活動とか色々忙しくて…気持ちも変わっちゃったので…」