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望と三人の関係
第3章 初体験
冬美が驚いて見ると片手にはスーパーの袋まで持って居て…

望「先生…ご飯食べてないでしょう?」

冬美「食欲無くて…」

冬美はここを知っている理由を聞くよりそう答えて…

望「具材用意して来たから俺作ってあげるからキッチンどこ?」

そう言って靴を脱いで上がって来た望に…

冬美「な、なんで…」

望「??えっ?具合悪いと先生来れないでしょ?早く治って貰わないと…お米どこ?」

あちこちキッチンの引き出しなどを開けて確認しながら聞いて来て冬美は素直に指差して…

望「了解…ほら?ベットで休んでて?俺も1人暮らしだから料理は自信ある!お粥作るから…」

そう言ってベットに追いやられた…

冬美は混乱しながらも体調の悪さからベットに戻って目で望を追っていた…

相当慣れているのか動きに無駄が無く調味料を探す時だけあちこち開けて探していたがしばらくすると良い匂いがして…

望がトレーを持って冬美のところに来て…

望「先生…起きて…ほら…味合うかわかんないけど…食べて…全部だよ?」

そう言ってベットに座った冬美にトレー事渡しながら言う…

冬美「これ…貴方が作ったの?」

望「むっ…他に誰が作るのさ?」

お粥に鶏肉とネギ卵が入って隣には冬美が冷蔵庫に入れてあったお茶も用意してあり味調整の為の塩まであった…

冬美は戸惑いながらレンゲを持って口運んで食べる…

冬美「あっ、美味しい…」

望「クス…だろう?…全部食べて…」

望に見張られながら全てペロリと食べ望が後片付けをしてもう一度冬美の顔を見て…

望「もう一回分置いてあるからちゃんと朝でも良いから食べて…明日見に来るから…風呂どこ?」

そう続け様に言って…指差したところに入って行きタオルを持って出て来た…

望「先生服脱いで…」

突然そう言われて…

冬美「えっ!?な、なんで…」

望「決まってるでしょ?身体拭くの…着替えどこ?」

着替えは流石に自分で取りに行くと言ったが身体を拭く時には背中だけ望に拭かれて温かい濡れタオルが気持ちいい…

冬美「…あっ、あとは自分でするから…」

そう言うと何も言わずにタオルを渡して着替え終わった衣服を洗濯機に入れて…

望「じゃ…帰るからゆっくり休んで早く良くなって…」

そう言って靴を履いて出て行った…
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