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リヴァイ兵長は選べない人
第4章 罪作りな人
両方ともベッドに元々備え付けてあった手枷のため、
リヴァイは身動きが取れなくなってしまった。
エレンは鍵を取り出しサイドテーブルにそれを投げた。
そしてリヴァイの上に馬乗りになり、スカーフを外した。

「ご覧の通りですよ。今からあなたと話をするんです」
「ふざけるな、今すぐこれを外せ」
「…嫌です」

エレンはスカーフを握ると、それをリヴァイの顔に巻き付けようとした。
その間、膝蹴りでリヴァイは抵抗を試みる。
ガチャガチャと鈍い鉄の音を立てる両腕は膝で押さえつけられ、
あっさりと目隠しをされてしまった。

「てめぇいい加減にしろ、これじゃ話ができねぇ」
「出来ますよ、ちゃんと…」

いつもより低い声でエレンは答えると、カチャカチャと音を立てて、
リヴァイのズボンのベルトを外した。
蹴ろうとしても片方の足には馬乗りをされているので、上手く身動きが取れない。
エレンはボタンを外し、チャックを下げると一気に下着ごとズボンを脱がした。

「エレン?!」
「まだ暴れますか?」
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