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リヴァイ兵長は選べない人
第8章 繋がり
暫く馬車に揺られ、内地の宿に着いた。
この時間に本部へ戻るには時間がかかり過ぎるためだ。
リヴァイはエルヴィンの肩を揺すって彼を起こした。
「おい、エルヴィン着いたぞ」
「…あ、ああ。済まない」
ふら付く足取りのエルヴィンを支えながら、二人で宿に入っていった。
受付を済ませ、部屋に向かう。
部屋はツインタイプの部屋で、わりと小奇麗な部屋だった。
ソファーにエルヴィンを座らせる。
そのままエルヴィンはソファーに横たわった。
「あぁ…酔ったなぁ…」
「毎回こんなので介抱させらるのは御免だぞ」
リヴァイは水差しからカップに水を注ぎ、エルヴィンに差し出した。
「飲ませてくれ、リヴァイ」
「…ったく手間のかかる奴だな」
そう言うとリヴァイは軽く水を口に含み、エルヴィンに唇を重ねる。
ゆっくりと水を口腔に流し込んでいく。
ゴクリとエルヴィンの喉が鳴る。
リヴァイが唇を離そうとすると、エルヴィンは後頭部を引き寄せてきた。
「ん…ふ…」
深く口付けられ、下唇をなぞられてリヴァイは鼻にかかった声を漏らした。
そのまま、生ぬるい舌が絡みついてきた。
普段より深い口付けにリヴァイは頭の奥が痺れてきた。
絡みついてくるエルヴィンの舌を押し戻すように自分の舌を絡ませる。
「ん…んん…」
上顎の裏にも舌を這わされ口腔を蹂躙され、絶え間なくリヴァイは声を漏らしていた。
ここまで深い口付けは普段はあまりしない。
リヴァイは眩暈がするような感覚に陥って来た。
そっと唇を離すと、舌と舌に透明の一筋の橋が掛かっていた。
それを手でゴシゴシと拭き取るとリヴァイは言った。
この時間に本部へ戻るには時間がかかり過ぎるためだ。
リヴァイはエルヴィンの肩を揺すって彼を起こした。
「おい、エルヴィン着いたぞ」
「…あ、ああ。済まない」
ふら付く足取りのエルヴィンを支えながら、二人で宿に入っていった。
受付を済ませ、部屋に向かう。
部屋はツインタイプの部屋で、わりと小奇麗な部屋だった。
ソファーにエルヴィンを座らせる。
そのままエルヴィンはソファーに横たわった。
「あぁ…酔ったなぁ…」
「毎回こんなので介抱させらるのは御免だぞ」
リヴァイは水差しからカップに水を注ぎ、エルヴィンに差し出した。
「飲ませてくれ、リヴァイ」
「…ったく手間のかかる奴だな」
そう言うとリヴァイは軽く水を口に含み、エルヴィンに唇を重ねる。
ゆっくりと水を口腔に流し込んでいく。
ゴクリとエルヴィンの喉が鳴る。
リヴァイが唇を離そうとすると、エルヴィンは後頭部を引き寄せてきた。
「ん…ふ…」
深く口付けられ、下唇をなぞられてリヴァイは鼻にかかった声を漏らした。
そのまま、生ぬるい舌が絡みついてきた。
普段より深い口付けにリヴァイは頭の奥が痺れてきた。
絡みついてくるエルヴィンの舌を押し戻すように自分の舌を絡ませる。
「ん…んん…」
上顎の裏にも舌を這わされ口腔を蹂躙され、絶え間なくリヴァイは声を漏らしていた。
ここまで深い口付けは普段はあまりしない。
リヴァイは眩暈がするような感覚に陥って来た。
そっと唇を離すと、舌と舌に透明の一筋の橋が掛かっていた。
それを手でゴシゴシと拭き取るとリヴァイは言った。