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リヴァイ兵長は選べない人
第8章 繋がり
「何だ、今日はえらく情熱的だな」

言い終わるかくらいのタイミングでエルヴィンに身体を引き寄せられた。
背中をきつく抱きしめられる。
エルヴィンの心臓の音がトクントクンと一定のリズムを刻んでいるのが聞こえる。

「リヴァイ。お前は俺を軽蔑するか…?」
「ん、何がだ?」

エルヴィンは大きな掌でリヴァイの頬に手を添えてきた。
目を細めて少し悲しげな笑みを浮かべて見つめてくる。
リヴァイはエルヴィンの様子が少しおかしいと感じて、
ソファーの背もたれを掴んで少し自分の身体を上に進めた。
そしてエルヴィンの顔を覗き込んだ。
真っ直ぐリヴァイの瞳を見てエルヴィンは言った。

「お前を抱きたい」

リヴァイはポフンと肩に顔を埋めた。

「酔い過ぎなんだよ、お前は」
「酒の力を借りているのは認める。でも俺にしては随分と我慢をした…」
「エルヴィン…?」

エルヴィンはリヴァイと自然と今の関係になってから暫くすると、
彼を抱きたくて仕方ない衝動に駆られる事が増えていた。
でも男同士であるし、相手は潔癖なリヴァイだ。
それ以上の行為に踏み込むのが怖い部分もあった。
もちろん拒絶されてもダメージは受けるだろうし、色々不安があったのだ。
でもスキンシップを取るたび、身体の奥は疼き、リヴァイを求めていた。
酒の力を借りるなど、自分の性分に合わないがエルヴィンはもう限界が来ていた。

「お、おい、エルヴィン」

ソファーから起き上がったエルヴィンは両手でリヴァイを抱えると、
ベッドの方に歩み寄って行った。
そのままゆっくりとリヴァイの身体をベッドに降ろす。
上着を脱ぎ、となりのベッドに放り投げる。
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