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リヴァイ兵長は選べない人
第1章 事の始まり
「俺もエルヴィンと関係はあるだろうとは思っていた、だが相手が四人とは予想外だ」
ナイルは思ったままの事を口に出した。
椅子の背もたれを自分の前に持ってきて座りなおしてそれにもたれる。
「まあでもコイツと恋人っていう訳じゃないし文句は言えねーけどな」
「なるほど、エルド、キミは?」
姿勢を崩さず立っているエルドはゆっくりと答えた。
「自分は…リヴァイ兵長を心の底からお慕いしております。
たとえ他に関係のもつ相手がいてもその気持ちは変わりません」
真剣にリヴァイを想うエルドらしい答えだった。
エルヴィンは膝に手を置き、指をトントンとし始める。
そして今回の相談を持ちかけてきたエレンを見た。
「エレン…キミはどうなんだい?」
空気がピーンと張り詰める…
エレンは皆がたいして驚いてないという事に驚いていた。
自分がガキだから理解出来ないだけだろうか?
それとも大人ってこんなもんなんだろうか?
団長に話を持ちかけてひょっとして大事にしてしまったのだろうか?
考えが纏まらず、両手の握り拳をグッと握り締めていた。
ナイルは思ったままの事を口に出した。
椅子の背もたれを自分の前に持ってきて座りなおしてそれにもたれる。
「まあでもコイツと恋人っていう訳じゃないし文句は言えねーけどな」
「なるほど、エルド、キミは?」
姿勢を崩さず立っているエルドはゆっくりと答えた。
「自分は…リヴァイ兵長を心の底からお慕いしております。
たとえ他に関係のもつ相手がいてもその気持ちは変わりません」
真剣にリヴァイを想うエルドらしい答えだった。
エルヴィンは膝に手を置き、指をトントンとし始める。
そして今回の相談を持ちかけてきたエレンを見た。
「エレン…キミはどうなんだい?」
空気がピーンと張り詰める…
エレンは皆がたいして驚いてないという事に驚いていた。
自分がガキだから理解出来ないだけだろうか?
それとも大人ってこんなもんなんだろうか?
団長に話を持ちかけてひょっとして大事にしてしまったのだろうか?
考えが纏まらず、両手の握り拳をグッと握り締めていた。