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リヴァイ兵長は選べない人
第9章 決断
ミケは真っ直ぐにリヴァイの瞳を見つめてきた。
リヴァイは俯いて困惑した表情をしている。
こないだの騒動でミケはリヴァイの気持ちを嫌というほど思い知らされた。
彼はエルヴィンを愛していると…
そしてエルヴィンもきっとまた同じ気持ちだと。
「お前には何でもお見通しなんだな…」
「一度あいつに気持ちをちゃんとぶつけてみるんだ」
「俺もそういう気持ちに気が付いたばかりで、どうしていいか分からないんだ」
ミケは優しく手のひらでリヴァイの髪の毛を撫でる。
するとリヴァイも顔を上げてミケを見つめてきた。
「なあミケ、俺もお前に苦しい想いをさせているのか…?」
「俺は大丈夫だ。何も気にする必要はない」
「本当にお前は優しいな…」
そう呟くと、リヴァイはミケの頬に手を添えて軽くキスをした。
またミケの心が掻き乱される…
リヴァイを膝の上に抱きかかえると抱きしめて深く口付けた。
そっと舌を差し入れるとリヴァイもそれに応えて絡めてくる。
暫くの間色めいた吐息と共に、リップ音が部屋に響く。
唇をゆっくりと離すと両手で抱きしめてミケは言った。
「今後どういう結果になれ、俺はいつでもお前の味方だ。それだけは忘れないでくれ」
「ミケ、俺はお前に甘えてばかりだな…」
「そんな事気にしなくていい、俺が好きでやってる」
リヴァイは俯いて困惑した表情をしている。
こないだの騒動でミケはリヴァイの気持ちを嫌というほど思い知らされた。
彼はエルヴィンを愛していると…
そしてエルヴィンもきっとまた同じ気持ちだと。
「お前には何でもお見通しなんだな…」
「一度あいつに気持ちをちゃんとぶつけてみるんだ」
「俺もそういう気持ちに気が付いたばかりで、どうしていいか分からないんだ」
ミケは優しく手のひらでリヴァイの髪の毛を撫でる。
するとリヴァイも顔を上げてミケを見つめてきた。
「なあミケ、俺もお前に苦しい想いをさせているのか…?」
「俺は大丈夫だ。何も気にする必要はない」
「本当にお前は優しいな…」
そう呟くと、リヴァイはミケの頬に手を添えて軽くキスをした。
またミケの心が掻き乱される…
リヴァイを膝の上に抱きかかえると抱きしめて深く口付けた。
そっと舌を差し入れるとリヴァイもそれに応えて絡めてくる。
暫くの間色めいた吐息と共に、リップ音が部屋に響く。
唇をゆっくりと離すと両手で抱きしめてミケは言った。
「今後どういう結果になれ、俺はいつでもお前の味方だ。それだけは忘れないでくれ」
「ミケ、俺はお前に甘えてばかりだな…」
「そんな事気にしなくていい、俺が好きでやってる」