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夜まで待てないっ!
第7章 夏の扉


冬真は下を向き、思い出したくない自分を、それでも麻未に分かってほしいのか、

時々麻未に微笑みながら話す。



「そんなイケてない日々を送る僕の前に、天使のような女性が現われた。


麻未さん、説明がつかない力で、僕は心臓を鷲掴みにされた・・・


信じてもらえますか?」



麻未は返事が出来ず、うんうんと頷く事が精一杯だった。



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