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夜まで待てないっ!
第7章 夏の扉



     ***


少しけだるさを抱え、次の朝コーヒーを買いにコンビニへ行く。


ジーンズとT-シャツという軽装で、麻未は1階のフリースペースで雑誌を読んでいる。



「おはようございます、麻未さん。 何のお勉強かしら?」



橋本咲子が旅行カバンを引きずって現れた。




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