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夜まで待てないっ!
第9章 真夏の珍事



冬真は冷静に、低い声で応える。



「あぁ、そうだな。

お前はそうやって口が上手いから・・・むかつくんだよっ!」



充はまた自棄になったように、従業員用のロッカーを蹴飛ばす。



麻未は突然、何かに背中を押されるように、充に声を掛ける。




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