この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
猟奇殺人
第1章 第一の女
 しろいふくらみはあきらかにさっきより強ばっており、しろいえきたいはそのちちくさいちちはふくらみをおおって、ゆたかに張っていた。
 虐殺は、牛乳を飲まない。腹を壊した以来、飲まなくなった。だからそれがいくらあふれ出ようとも飲みたいとは、虐殺は思わなかった。
「虐殺くん」
「なんだい?」
「もうこんなに壊されたから、虐殺くんに虐殺されてもぜんぜんかまわないんだけど、たとえその虐殺される理由がわからなくてもわたしはぜんぜん虐殺されてもいいんだけど」
「だから」
「わたしのからだはべつにわたしが望んでこんなからだになったわけじゃないし、顔だって望んでこんな顔になったわけじゃない。わたしはべつに望んでこんなふうに生まれてきたわけじゃないの。きっと虐殺くんにさきに出会っていたなら、わたしはきっと虐殺くんを選んでいたと思うし、虐殺くんが思うわたしを虐殺する理由なんてきっと、わたしを虐殺する動機はなくなったんじゃないかと思う。虐殺くんのことはべつに嫌いじゃなかったから。きっと最初に出会っていたから、おたがいいい関係だったと思うから、だからその」
「清算なんだ。ぼくにとってこれは清算だから、だからきみをはじめに選んだんだ。きみがわるいとかわるくないとか関係ないよ。ぼくはきみを虐殺するだけで、きみは虐殺される正当な理由をもっているからぼくはきみを虐殺しなければならないんだ」
/7ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ