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花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第12章 山茶花~さざんか~ 其の弐
 男は饐えた息を吐きながら、千汐の身体中をまさぐった。
 千汐の眼に、六年前の光景がまざまざと甦る。吉原の女となって初めて客を取らされた夜、自分にのしかかってきた男もこんな眼をしていた。
―女郎なんぞ、所詮は男に身体を売る慰みものじゃねえか。
 そう言って泣き叫ぶ十六の少女を手込めにしようとした男。あの男も猛り狂った獣のように、千汐の身体を我が物にすることしか眼中にないようだった。
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