この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
花は月明かりに濡れて~四つの恋の花~
第13章 山茶花~さざんか~ 其の参 
 安平太なら、何でも話せる。余計なことは一切口を挟まず、曽太郞の話を聞き、適切な助言や忠告をくれる。
「こんなことを言えば、お前は笑うかもしれないが、私は自分が助かったのは、あのひとのお陰のような気がしてならないんだ。熱で朦朧としている間中、私はいつもあのひとの夢を見ていた。あのひとが桜吹雪の中でうっすらと微笑んでいる―、そんな夢だ。あの笑顔を見る度、私は今はまだ死ねないと思った。今ここで息絶えれば、あのひとに逢いにいけなくなる。
/924ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ