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妻の下着が変わった時に
第5章 和夫

何故あの時?と今でも考える事が有る 

パソコンを見た時 陽子を呼んで問い詰める事も出来たはず
寝室に入って 陽子を叩き罵倒することも出来たのに 
陽子と別れると言う選択を 考えられなかった為かも知れない

和夫は陽子を抱き朝を迎えていた 朝 口も利かず出社すると
仕事の時間中 これからの事を考え続けて居た 

離婚か?
一緒に生活を続けるか?(膣を割る肉棒を思い浮かべる)

離婚したら陽子が子供を手放すとは 思えない 
頭の中に・・・冬のバス停に立つ陽子と子供達が浮かぶ・・・ 

・・・なぜか子供達は4歳から5歳位の子供・・・ 

もう和夫の子供達は中学2年と小学5年生なのに 
思い浮かべる姿は小さな子供達だった

黙って黙認 それは無い 

仕事が手に着かなくなり部下からの
質問にもちぐはぐな返しで 周りを困惑させていた

仕事が終わると 何軒もの店を回り酔えない頭にアルコールを浴びせ続け 
布団に潜り込み朝を迎える 土曜の朝、静かな家の中で目覚め 

コーヒーを飲みながら カードの続きを再生し眺め続け 

陽子が隼人の肉棒を咥え顔を前後する姿を見た時 心が崩れ涙を流していた 
全て見終わった時ロムに焼き付け 

冷蔵庫のビールを飲み始め途中からウィスキーに替わり 
飲み続け陽子が夕飯と言った時には酩酊していた 

子供達は何も言わずそんな父親を見つめていた
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